新和町について

熊本県天草郡にあった町。「竜と楊貴妃の里・新和」を町の標語に掲げていた。
新和町には楊貴妃の伝説が残されている。伝説では楊貴妃は安史の乱の際に一度死んだが、後に息を吹き返し、日本へ落のびる最中に天草の沖で船が難破し、新和町に流れ着き、竜洞山で生活していたという。

旧新和町のホームページ(2007年4月/一部写真等が表示されません)

<沿革>
新和町は鎌倉時代から室町時代にかけて
約250年間、宮地氏が統治した。
天草は江戸時代に入り、一時期、私領となった時代もあったが寛永17年から、幕府直轄地(天領)となり明治に至った。
明治2年長崎県に、同4年八代県に、同5年白川県に、同9年熊本県の直轄となり、
昭和29年11月1日に宮地村、大多尾村、中田村碇石村組合村を合併し、新和村として発足する。
昭和36年4月1日町制を施行し、新和町となる。
平成18年(2006年)3月27日に本渡市、牛深市、天草郡有明町、御所浦町、倉岳町、栖本町、五和町、天草町、河浦町と合併し、天草市となった。かつての町域は天草市新和町となっている。
天草市のホームページ
天草市新和支所

<地勢>
新和町は熊本県の南西部、天草下島の中央東寄りに位置し、北部から西部を本渡市に接し、南部は河浦につななり、東部は35Kmの海岸線となり風光明媚な八代海(不知火海)を望んでいる。
気温が温暖な海岸地域と比較的低温な山間地域に分かれている。
面積の大半が山で、新和町の中央部の大宮地川と流合川に沿って約200haの水田が広がり、天草有数の穀倉地帯として知られている。

また、屏風連山の南端の竜洞山からの展望はすばらしく、昭和31年7月1日雲仙天草国立公園に指定されている。
新和町は、中心の小宮地地区、大宮地地区、大多尾地区、宮南地区、中田地区、碇石地区からなっている。
     
 天草の中の位置  新和町の地図 航空写真 

     
 中心部の小宮地地区  大宮地地区  大多尾地区
     
宮南地区 中田 地区 碇石地区 
<名所・旧跡>
・竜洞山公園(みどりの村)
・歴史民俗資料館
・五輪塔
・麟仙宮
・天附古墳

<祭事>
・新和町一周駅伝(1月中旬)
・天草ロードレース(2月中旬)
・天草下島一周サイクルマラソン(3月上旬)
・大宮地祇園大祭(4月上旬)
・虫追い祭り(4月下旬)(町内4地区)
・竜洞山フェスティバル(5月上旬)
・サマーフェスティバル(8月下旬)
・青年団ふるさとの祭典(10月中旬)
・大宮地八幡宮大祭(10月第三日曜日)
・大多尾えびす祭り(11月中旬)
・しんわ楊貴妃祭り(11月下旬)

<特産品>
・新和焼酎「天草」
・茶
・アオサ
・醤油
・みそ
・こっぱ餅(こっぱ餅は乾燥させたサツマイモともち米、上白糖から作られる天草の名産品である。)

<学校の変遷>
    



<新和町章、町の花=つつじ、町の木=かしの木、町の鳥=うぐいす>





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